日経新聞デジタル記事より

石牟礼道子さんに関する日経新聞記事を見つけましたのでシェアさせていただきます。

来年2月公演の「六道御前」の原作となる「西南役伝説」の著者であり詩人であり、特に水俣病に関する活動を生涯にわたり続けてこられた事は良く知られています。

著書の「苦海浄土」は、水俣病に苦しむ患者達の思いを丁寧に拾い上げた作品で、水俣病が注目されるきっかけとなったそうです。

この記事を読んでいくと、石牟礼道子さんの人柄やこれまでの生き様が良く伝わり、大変参考になりました。

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「六道御前」の公演にあたっては、語り芝居を演じる舞台俳優の金子あいさんが、石牟礼道子さんの元を訪ね、直接ご本人よりアドバイスを受け、指導を受け完成された作品となっているそうです。

これは、西南戦争で天涯孤独となり生涯を過ごした「おろく」という芸能者が、母を想い身の上を浄瑠璃で語る内容となっていますが、演者の発する言葉からは、おろくの身を切られる程の思いが伝わり心打たれます。

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2018年春、吉祥寺で開催されたこの公演を鑑賞させていただきました。

恥ずかしながら石牟礼道子さんの著書との出会いはこれまでありませんでしたが、公演が終わる頃には、何故だか心臓が高鳴り涙が溢れて溢れて止まらなかったのが記憶に新しいです。

満員の客席からは喝采が飛んでいましたね。

また何処かで再演を、と密かに望んでいたところでしたが、幸運なことに今回は成田市で開催していただける運びとなりました。

石牟礼道子さんのファンの方はもちろんのこと、著書を読んだことがない方も、この芝居を鑑賞頂き、魂を震わせていただけたらと思います。

ご興味のある方は、是非この機会をお見逃しすることなく、石牟礼道子さんの世界を体感していただけたら幸いです。

浄瑠璃芝居「六道御前」~石牟礼道子「西南役伝説」より~
日時 2020年2月28日(金) 第1回 13時30分~/第2回 18時〜
会場 成田文化芸術センター スカイタウンホール(JR成田駅前 ちばぎんビル内)

定員 各回300名

後援 成田市・成田市教育委員会

 

チケット代 
一般3,500円
グループ 6名まで  3,000円
高校生以下  1,500円       

公演チケット販売は10月26日(土)成田国際文化会館、ボンベルタ成田店、新星堂成田ユアエルム店ほか各プレイガイド、チケットぴあより申込み下さい。

チケットぴあ 
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=1948238

お問合せ先・・・080-5192-5241 成田アートアクション実行委員会 塩﨑

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