成田アートアクション実行委員会
「六道御前」成田公演でおろく婆さんを演じた金子あいさんが、YouTubeで「おうちで読もう百人一首」を配信されました。今度は藤原定家に成り代わって色々話していますが何だか面白い!
次も楽しみです(o^^o)
次も楽しみです(o^^o)
昼公演はほぼ満席、夜公演は70名〜80名程、、の会になる予定でしたが、やはりコロナ感染の影響で残念ながら見送りをされたお客様もありました。それでも昼公演では予想以上のお客様が足を運んで下さり、目標としては申し分なく二重丸の成果と思います。
そして何よりも、今日この時期に公演を開催した事に皆様の暖かいご理解を頂けた事に感謝しております。
アンケートでは、成田でこのような芝居公演が楽しめる事を喜んで下さる声が多く、私達の思いが通じてとても嬉しく思います。
それから、金子あいさんが凄い!とのコメントが沢山ありました。
そうなんですよ。
素晴らしい俳優さんなのです。
その金子あいさんの表現に更に深みを加えているのが三味線の佐藤岳晶さん、尺八の設楽瞬山さんの伴奏なのです。
更には演目の構成に演出家笠井賢一さん、舞台監督丹下一さんが関わるという、何とも贅沢すぎる演だったのです。
20分間のアフタートークでは、金子あいさんが石牟礼道子さんに会いに熊本を訪れた時に録音した石牟礼さんの生の声も聴いて頂き、石牟礼さんの生きた時代を懐かしく思い出して下さる方もありました。
とても楽しいひと時でしたが、舞台がいつものホールに戻されたのを見た時は、何だか夢を見ていたのかと言う程あっという間の感覚があって、少し寂しく感じました。またいつか皆さまとお会いしたいです。
今日までの間、成田アートアクションの主旨に理解を示し、協力して頂いた全ての皆様に感謝申し上げます。
有り難うございました。
写真は、会のお手伝いを頑張ってくれた学生さんと、ちょっとお茶目な設楽瞬山さん。
※今後は、コロナ感染の影響が収まるまで当面の間、アートアクションの活動はお休みとさせて頂きたいと思います。
本日、安倍首相よりここ2週間の大規模イベント中止や延期の要請が出されましたが、地域単位や全国的な規模でもない私達の公演では、開催の状況についてお一人お一人に連絡する手段がありません。ホームページやSNSで発信したところで、実際お申込み頂いているお客様は是等を利用しているとは限らない為、一方的に中止にできないのが現実です。改めて、周辺ホール等の今後の状況も踏まえて検討致しましたが、既にキャストも現地入りし準備が進んでいる現状では、単に中止の決定は難しいという事をお汲み取り頂きまして、予定通り「六道御前」は開催させて頂きます。
但し、体調が優れないや持病等をお持ちの方等はくれぐれも無理をしないで頂きたいと思います。やむなく観劇を見送らざるを得ないお客様へ、チケット代のご返金はできませんが大切な命には代えられません。
公演は開催致しますが、どうかくれぐれも無理のないようご判断頂きたいと思います。
宜しくお願い申し上げます。
浄瑠璃芝居「六道御前」成田公演がいよいよ来週に迫って参りましたが、新型コロナウイルスの感染の広がりは増すばかりで不安な毎日が続いております。各地でのイベントの中止も相次いでいます。そこで、周辺自治体の動向やイベントホールでの開催状況などを参考に検討しましたが、本公演につきましては予定通り開催することといたしました。
会場の使用が禁止される等の大きな変化が生じるまでは、現時点では開催を予定致しています。
つきましては、会場へご来場の皆様へのお願いとご注意を下記の通りとさせていただきますので、何卒ご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
※※※※※
新型コロナウイルスの発生に伴い、会場にお越し頂きますお客様におかれましては、感染症拡大予防のため、下記につきましてご協力の程よろしくお願い申し上げます。
○咳エチケットをお守りください。
・マスクを着用する。
・ティッシュやハンカチなどで口や鼻を覆う。
・上着の内側や袖で覆う
○うがい・手洗いの励行にご協力をお願いいたします。
○咳・くしゃみなどの症状がある方は、必ずマスク着用にご協力をお願いいたします。
○当日はスタッフもマスクをして対応させて頂く場合がございますので、ご了承ください。
○手指用のアルコール消毒液を会場に設置いたします。
○各販売店で在庫切れのため、会場にマスクの用意はございません。皆様で着用してご来場下さいますようお願い申し上げます。
スタッフ一同、参加される皆様の安全に配慮し、公演を無事に行えるよう心がけて望みますので、何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
新型コロナウイルスの詳細につきましては、厚生労働省のホームページをご覧下さい。
エリート情報成田版 2月8日発行誌に
取材記事が掲載されています。
以下本文。
【戦乱の中を生き抜いた芸能者の半生を上演】〜石牟礼道子「西南役伝説」より浄瑠璃芝居「六道御前」
「西南役伝説」には、戦乱の波に巻き込まれながらも必死に生き抜いた人々の姿が描かれている。
その中に収められている「六道御前」(ろくどうごぜ)は、天涯孤独の芸能者、おろく婆さんの壮絶な半生の物語である。
浄瑠璃(じょろり)芝居「六道御前」では、舞台俳優の金子あいさんが「おろく」となり、三味線(佐藤岳晶さん)と尺八(設楽瞬山さん)の調べに乗せて、語り、舞い、歌う。
演出を担当した笠井賢一さんは、石牟礼さんの作品世界について、「詩と歌と劇の豊穣さが一体化した芸能の力に満ちている」と語る。
石牟礼さんは、女流義太夫を夢見ていた母親のハルノさんが「月にむらぐも花に風」と口ずさんでいたのを覚えており、自らも歌っていた。金子さんがそれを録音し、佐藤さんが曲を付け、芝居に盛り込んだ。
石牟礼さん90歳の時、石牟礼さんが暮らす熊本の療養所でこの作品を披露した。「お化粧して見に来てくれて、祝いの歌の場面では手拍子を打ったりなど、嬉しそうにご覧になって下さいました。名誉なことです」と笠井さん。「これからも石牟礼さんの歌を歌い継いでゆきたいと思います」
2月28日(金)、成田市文化芸術センター・スカイタウンホール(JR・京成「成田駅」山道口)にて。
13時半〜と、18時〜の2回公演。
一般3500円、グループ券3000円(2人以上で1人につき)、高校生以下1500円。
問/080-5192-5241成田アートアクション実行委員会
※記事及び写真は、著者の許可を頂き掲載させて頂いています。
成田市教育委員会教育長 関川義男様へ「六道御前」成田公演後援のお礼に伺いました。
教育長様へ直接ご面会頂ける事は少ないようですが、今回はお忙しい公務の合間に貴重なお時間を頂き成田アートアクション活動のご報告ができました。
そんな訳で写真がないのがちょっと残念ですが、関川教育長さんは事前に資料を見て下さっていて、公演の内容についてより詳しく説明をさせて頂く事ができました。当日はご公務でお忙しそうですが、是非観て頂けたら嬉しいですね(^^)
そして成田高校訪問!
成田高校は学校法人成田山教育財団が運営する小学校から高校までの付属校ですが、今回は成田市唯一の私立校である当校を訪問致しました。
古典や日本文学といえば好き嫌いのはっきり分かれる分野かと思います。特に苦手意識が強いと、活字からその意味を理解するのは困難であったり時に苦痛と感じる人へは、これを芝居として鑑賞することで興味を引き出し想像力を広げるサポートになれれば良いかなと。逆に好きな人であればそれを視覚的、聴覚的に捉える事でその時代背景や感情等をより深く感じられるのではないかと個人的に考えています。
今回「六道御前」で語り芝居をされる舞台俳優の金子あいさんは、平家物語を主に都内に幾つもの教室をもちながら公演活動を続けていますが、他に高校の古典の授業に講師で招かれたり生涯学習講座等へも講師として招かれたりと、その活動の幅は大変広範囲に渡ります。
そんな金子さんの舞台ですから、是非ともこの機会を先生や学生さんへお届けしたいと思い、ご案内させていただきました。
⤴︎成田のパワースポット。舞台公演の成功を祈りながらいつもお参りしている成田市台方麻賀多神社。
いやしかし、人の縁とは不思議なもので、困っている時に色々な方が現れてはヒントをくれたり導いてくれたり、目に見えない何かにも支えて頂いているように感じたりと不思議な感覚が続いていますが、何となーく目標へ近づいているようで本当に幸せ者です。(合掌)
成田市役所を訪問し、小泉一成市長に浄瑠璃芝居「六道御前」公演開催のご挨拶へ伺わせて頂きました。
本公演開催にあたり、成田市、成田市教育委員会、藤原書店様と、多くの後援をいただきました。昨年設立したばかりの成田アートアクション活動の主旨にご理解を示して下さり、本当に有り難く思います。お陰様でPR活動も幅広く行わせて頂きました。
今日は、成田市機会議員鬼澤雅弘様の計らいにより、そのお礼と公演のご案内状を持参させて頂く機会を得られました事に、重ねてお礼を申し上げます。
ありがとうございましたm(__)m
公演企画から凡そ一年、初めての制作活動に紆余曲折はありました(まだまだ継続中です)が、ここまで漕ぎ着けましたのも、手を差し伸べて下さいました方々の応援と協力があって何とか立てている感じです(人のチカラは凄いですね、一人ではとてもできません)。ともあれ、本番まであとひと月を切りましたので、後は無事に開催できるようまだまだ気を抜かず頑張ります!
浄瑠璃芝居「六道御前」成田公演
今回の会場は、千葉県成田市のスカイタウンホールです。
東京駅からは電車でJR線、京成線共に1時間程、直行便も出ています。
JR成田駅東口改札を出て駅並びのビル、成田市文化芸術センタースカイタウン成田 3階が会場です。
成田空港と成田駅間の直行便バスも出ています。
お住まいの地域から遠いと言われる成田ですが、実は思いの外都内からのアクセスが良いのです。
そして、成田といえば成田山新勝寺。
今回は大晦日の年越しで市川海老蔵さんが大本堂前で「にらみ」を行いました。NHKのゆく歳来る年でも放送されました。にらみを受けると一年間無病息災でいられると言われています。
その影響でしょうか。今年の三が日は昨年よりも4万人程多い318万人の参拝客があったそうです。
毎年、正月・節分の賑わいは格別な成田山新勝寺ですが、その他にも通年とおして様々な催しが開催されています。
「六道御前」公演のこの時期は、2月15日〜3月1日までの期間梅祭りが開催されています。
遠方からの皆様におかれましては、「六道御前」の後は成田山や表参道、他には佐倉のチューリップ祭り、房総の村(日光江戸村の様な)等、まだまだ週末の時間を楽しんで頂ける所が沢山あります。この機会に、是非千葉に遊びに来てみませんか。
お待ちしています(o^^o)
観劇したいけど…遠方の都心部まで行くには、時間的余裕がない、高齢になった、あるいは健康などの理由で観劇したくても機会を失ってしまった等の声を聴いているうちに、わざわざ遠くまで時間をかけて足を運ばなくても、一人でも多くの方が地域にいながら充実した時間を作れる機会を増やせないか、活動できる組織を作れないか。それが「成田アートアクション」設立のきっかけとなりました。
私たちが、地域の皆さんにお観せしたい!素晴らしい!と選んだ演劇や音楽を紹介し、自分たちの手で公演を主催し、成田地域に文化・芸術を定着させることができたら何よりの喜びです。
そこで、成田アートアクションの第一回公演を記念し、 一昨年2月に亡くなった石牟礼道子さんの著書『西南役伝説』より『六道御前』を、舞台俳優の金子あいさんが、三味線・尺八の音楽を伴奏に一人で物語る、浄瑠璃芝居(じょろりしばい)を上演していただこうということになりました。
実は、筆者は東京の吉祥寺シアターで開催されたこの公演を間近に知り、急遽仕事を調整し千葉から吉祥寺まで3時間かけて車を走らせ、開演ぎりぎり滑り込みセーフで観賞した公演でした。このとき、作家石牟礼道子さんは「水俣病の患者に寄り添い活動していた方」という事は存じ上げていましたが著書に触れる機会は無くこの時が初めてでした。
「六道御前」は、流浪の芸能者おろく婆さんが西南の役により天涯孤独になった壮絶な半生を語るというものですが、金子あいさんの演じる姿を見ているうち、何ともいえぬ胸に詰まる感じが込み上げ、自然と涙が溢れて溢れて止まらなくなっていたのです。周りを見るとやはり皆ハンカチで涙を抑えているのです!
何だろう胸の奥にぐぐっとくるこの感じは。
あの感動をもう一度。
誰かに伝えたい、皆にみせたい、観てもらわなければこの感動は伝わらない。
そのような想いが胸に刻まれた日でした。
あの時の思いを実現すべく、記念すべき第一回目を「六道御前」とする事に決めました。
⤴︎浄瑠璃芝居「六道御前」公演の模様
語り芝居 金子あいさん
作曲・三味線 佐藤岳晶さん
尺八・能官 設楽瞬山さん
⤴︎2020年1月11日発行 地域誌「エリート情報成田版」に記事が掲載されました。
なぜ「金子あい」さん?
金子あいさんと千葉県のつながりは2012年に多古町の日本寺に招聘され「平家物語〜語りと波紋音」を公演したことに始まります。以来、毎年多くのファンが集まり「平家物語」のみならず「源氏物語」や山本周五郎作品と公演を重ね今年で9年目になります。また、成田アートアクション代表の塩﨑が、前職の市立図書館員だった時、開館10周年記念事業「平家物語〜語りと波紋音」を企画、実施しました。更に、昨年12月14日(土)には佐倉市志津図書館で語りワークショップ「平家物語~壇ノ浦の戦い」(主催:佐倉市志津図書館、協力:成田アートアクション)を開催、新聞雑誌コーナーに110名を越える参加者が集まり、1月23日(木)には千葉市生涯学習センターで「平家物語」語りワークショップが開催されます。多古日本寺公演をきっかけに、金子あいさんの「語り芝居」に魅せられるファンが千葉県北総地域に着々と増えています。
記念すべき第一回公演にお招きするのは、やはり金子あいさん以外考えられませんでした。
こうして成田アートアクション実行委員会は第一歩を歩み始めたのですが、何せ2019年9月に活動をスタートさせたばかりで、まだまだ人手もなく、どうすれば沢山のお客様に劇場に足を運んでもらえるのか、初めての事ばかりで公演のやり方も手探り状態です。
今後は、私達と一緒に活動してくれる人をもっと増やしたいな 等とも考えています。ご興味ある方、ノウハウ等伝授頂ける方などがいらっしいましたら是非お声かけいただきたいと思っています。
「六道御前」成田公演の会場下見に舞台俳優金子あいさんと演出家の笠井賢一さん、スタッフさんが遠路遥々成田へ下見に見えました。
舞台設営、照明、音響等打ち合わせ等慣れた動作でする姿を傍らで眺めていると、あぁ本番まであとひと月に迫っているのだなと、無事に迎えられるか、その不安と楽しみと緊張感が混じり合います。
舞台では設営確認の後の僅かな時間の中で金子さんの語り、歌をすこーしだけ聴く事ができました。
やっぱりカッコいい!あいさんステキです。
そして成田会場下見の後は、、
成田山は初めてとの事でしたので、下見後に、成田と言ったらウナギ&成田山参拝おもてなしツアー♪
憧れのあい様と参道歩けたなんて何と幸せ者でしょう。テンション上がりっぱなしで幸せなひと時でした(o^^o)
帰りがけに、皆さんおみくじを引いて何とまぁ大吉連発で驚きです。
幸先良いですよ(拝)
⤴︎金子あいさんと演出家笠井さん
⤴︎舞台監督さん、音響さんと一緒に♪
⤴︎老舗「菊屋」でうな丼頂きました!
この日は、某新聞社様が密着取材に来て下さり、とても驚きましたが嬉しかったです。
忙しい合間を抜けて来て下さった記者さん、ありがとうございました。